リレーションログ RELATION LOG
ABOUT ── この記事を書いている人

設楽 義朗したら・よしろう

株式会社リレーションベース 代表取締役/リレーションログの企画・開発

経歴

経験した営業

MSP のパートナー営業では、提案の中身以前に、「その案件が出たとき、相談相手として思い出してもらえるか」が重要でした。パートナーが「これはレンタルサーバーで済む案件だな」と決めてしまう前に、クラウドを使う可能性が頭に浮かんでもらう必要がある。そのためには、芽が出なくても、何か話題を持って会い続けるしかありませんでした。

そうして何度か提案する中で、最初の1件が受注につながる。一緒に仕事をして、クラウドで構築したときの案件の進み方を実際に体感してもらうと、次の案件でも声をかけてもらえるようになり、2件目・3件目が出てくる。

私の経験では、一度あいさつしたくらいで案件が来ることは、ほとんどありませんでした。そして、こちらが忘れられていることも、本当に多かった。

そこで見つけた問題

私が経験した会社には、案件を管理する仕組みはありました。でも、案件になる前の「パートナーとの関係」を見える形で残す仕組みはありませんでした。

「しばらく会っていないな」という体感は、かなり危険です

その頃にはもう、向こうは話したことも忘れているかもしれない。こちらからも連絡しづらくなり、せっかく時間をかけて得た関係が、ただのコールドリードに戻っていく。それに気づく手立てが、担当者の記憶しかありませんでした。

なぜ、リレーションログを作ったか

だから、「最後に会ってから何日か」を仕組みが数えて、忘れる前に鳴らすものを作りました。

案件になる前の関係を残すこと、そしてそれを「入力」ではなく「記録の副産物」として溜めること。リレーションログの設計は、この経験から出ています。

同じ構造があると考えている業界

私が経験したのは IT 業界のパートナー営業ですが、似た構造は他にもあると考えています。

電気・空調・設備工事

元請や工務店、設計会社との継続的な関係が案件につながる専門工事業。

受託開発・MSP・SES

SIer やパートナー経由で案件が動く IT 企業。

どちらも、関係が担当者個人の頭の中に付いていて、異動や退職で静かに消える。リレーションログは、そういう商売のために作っています。

ここで書いていること

このブログでは、営業リストの組み方、引き継ぎ、キーマンの異動、見積後のフォローなど、営業の実務を、売り込みではない形で書いています。自分たちで調べたこと、試したことは、できるだけ条件や数字を添えて書くようにしています。

記事の一覧へ →

株式会社リレーションベースについて

  • 2026年9月設立。法人営業・パートナー営業向けの営業管理 SaaS「リレーションログ」を開発・提供しています。
  • 会社サイト:relationbase.jp
  • 取材・寄稿のご相談:[email protected](メールでお願いします)